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** Travel Diary _ Utsukushigahara **


◆ 長野 美ヶ原高原(2004年 夏)



1日目
@美ヶ原高原美術館 Aペンション泊

2日目
@八島ヶ原湿原 A白樺湖、藤代誠司美術館




2004年・・・は、
まだ静岡君と私が遠距離で住んでいた頃。
休みが合う貴重な日は、行きたいところにどんどん出かけていた。


春頃に岐阜方面へ山間道をドライブ中、湿地帯の中に
[←美ヶ原高原] と書かれた小さな手書きの看板を見つけた。


「美ヶ原って、ホントに美しいのかな?」

と何気なく問う私に、 「いい場所だよ。今度行こう」
と言う静岡君。 10年ほど前に訪れたことがあったらしい。
そして、本当に実現した。
私は名前がちょっと気になっただけだったのだけど、
まさか本当にあんなに広い高原だったとは・・・!(無知だった!)



駐車場から高原に造られた野外美術館を眺める。 広〜い!


いざ 「美ヶ原高原」に行くことになって事前に調べたところ、
その高原には 美ヶ原高原美術館 という

「箱根彫刻の森美術館」の姉妹館。 尚且つ、
★ 野外彫刻館

があることを知った。
こんな二大ポイントがある施設、是非行きたい!!
「ビーナスライン」 はこの美術館への連絡道路でもあったので
ドライブと合わせて楽しめた。


 走っていたドライヴウェイは「ビーナスライン」
名前からして壮大な天空と柔らかい風を感じさせる。
蓼科高原、霧ヶ峰・・・ と爽やかな緑の丘陵地帯が続いていた。
陸と空のコントラストの中に、ときどき放牧された牛や、 アイスクリーム屋さんが見えた。
眼前に広がる雄大な草原に、
狭い日本だけど、こんなに自然環境の変化に富んでいることに感心していた。



駐車場に車を止め、まずは入館料を払いに建物の中へ。
観光地らしい、広い展望レストランがあるし、
「美術館」とはいえ家族連れにも楽しめるよう、
絶景を眺めながら遊べる、高原の大斜面に面した遊具場もあった。

マイナスイオンたっぷりで空気の美味しい「野外美術館」 というところが結構好き。
個々の作品はあまり覚えていないけど、
あれこれテキトーな感想を言い合いながら緑の中をゆっくり散歩できて、穏やかで楽しいデートだった。



朝、宿泊先のペンション周辺を散歩


今は気配も無いけどかつてはスキーヤーで長野にもよく来ていたという
静岡君が宿泊して良かったというペンション泊。
家族で営む家庭的で可愛らしい場所。
何より緑の香りに包まれた静かな環境が良くて、朝はすぐ目の前にある 小川沿いの白樺林を散策した。



霧ヶ峰の八島ヶ原湿原。 まだ朝露が残ってしっとりした景色


早朝の散歩後は「八島ヶ原湿原」(天然記念物)へ車を走らせた。
まだ朝だったのですんなり駐車場に入れたけど、
出てきたとき(昼時)は大渋滞!! 
夏は早め(or遅め)が良いのかも。

この高層湿原をグルリと囲む遊歩道をハイカーも多数歩いていた。
私たちも、のんびり1時間半ほどかけて歩いた。 
行けば歩きたくなる整った道と雄大な湿原の景色、空気。



藤城清治の幻想的な影絵


さて、渋滞を横目に見ながらビーナスラインに戻り、その先にある 蓼科高原の白樺湖までドライブ。
ここはヨーロッパ風のホテルやレストランが並び一大リゾート地になっていた。
ちなみに、今回の旅先はいずれも長野の観光情報誌には代表格としてよく特集されていると知った!
高原植物についてとか、ドライブウェイのポイント巡りとかね。 
ちょっと見れば当たり前のように有名場所なのに、私は全然知らなかったなあ。


白樺湖近辺では、湖畔を少し散歩した後に通りがかりに目にして
「ここに寄ろう!!」

と私が決めた ↑の写真の作品他を所有する

「世界の影絵・きり絵・ガラス・オルゴール美術館」

という大層、欲張った名前の施設へ。(↑のHPに飛ぶと、もっと素敵な画像が見られます!)
リゾートホテルの併設の施設だったらしい。 それは知らずに入っていた。
ところで日本のリゾート地にはなぜか オルゴールやガラスの小さい置物を集める施設必ずある。
どういう趣向なのか?


藤城清治の影絵の部屋が、様々な展示方法を駆使したスケールも大きな空間で素晴らしかった。
ここでポーッと見入っていて、他のオルゴールetcはあまり覚えてない。
浮かび上がる彩り豊かな絵が幻想的で、おとぎの国に佇んだよう。
名前は知らなくても、この叙情溢れる影絵は誰でも知っている。
この人はまだ人間国宝じゃなかったのかー。



自然と、人の手による作品の、心を静めて清めてくれるような美に触れた旅だった。
「美ヶ原高原」は本当に美しかった!と確認!


おしまい



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