2004年秋を迎え
「旅行に行きたい、ここ(職場のある美術館A)に
いる間に、
静岡からでは行き難いところに」
という訳で、静岡君と車で富山旅行を計画した。
(同じ時期に金沢にも)
今振り返ると富山は見所いっぱいなのだけど
訪れたのは1泊2日、
中部の魚津を拠点に黒部峡谷という
日本の秘境100選の一つに向かった。
2日目には立山方面へ。これも百名山!
車で向かい、国道で富山県に入ると道路沿いに点々と見える
「鱒寿司」
の店ののぼり旗。
富山といえば鱒寿司!加えて白海老の寿司。紅白のお寿司。
縁起が良さそうだな…と思って調べてみると、やっぱり貢献物や祭礼のお供え物としても作られていたらしい。
早速、立ち寄ったところでもう舌鼓。
1日目は宇奈月駅まで向かい、駅前の駐車場に車を止めて構内へ。
登山客やハイカーのツアー団体(いずれも初老の方々に見えた)
が目立っていて優先的に通されており、
他の一般客は行列を作って待ってからトロッコに乗った。
トロッコでツーショットの写真を撮ってもらったんだけど、
あまりに映りが良くいい感じの写真だったので1年半後の
結婚招待状&手紙を親戚に出す際に焼き増しして同封してたら
、
その過程で失くしてしまった!!
※ 上はチケットか何かと貰ったもの
トロッコ列車が走るのは、
国の特別天然記念物となっている深いV字の渓谷が
連続する場所。
本当にちょっと手を出せばすぐ触れるくらいのギリギリなトンネルで、
そこを抜けるとパーっと明るく…
しかし眼下には断崖絶壁と
遥か下方に流れる
エメラルドグリーンの川…という神経が張り詰める景色。
更にトロッコ内でのアナウンスがとても具体的で、
その景色にまつわる作業員の苦労を現実味を持って知ることが出来て良かった。
石材を縄で固定し重さで腰が曲がった状態で断崖を降りていくための足場…
命綱を付けて渡る橋や梯子は縄で出来ており、
今にも引き千切れそうな細さでそれぞれ空中で雨風に晒され、また山肌にくっついたままで、干乾びていた。
欅平という駅付近に露店風呂があるというので、
そこで下車することにした。(←トロッコが目的だったので行き先は適当!)
欅平温泉猿飛山荘というところで
二人で男湯も女湯も独占。
湯船からの景色にしばし見入った。
そしてすっかり日が暮れてから、
魚津という海沿いの町に移動し
旅館「いけがみ」へ!
宇奈月の方が温泉郷として有名だけど
こだわって探した宿は、静かな環境で檜温泉に浸かりじっくり温もれたし
料理も素晴らしく特に静岡君は後々も
「あの旅館は良かった、また行こう」
と繰り返していた。
写真のアップの方は、
・芋ごま和え
・海月酢漬け
・柿の葉くるみ豆富
・無花果チーズケーキ
本当に一つ一つが綺麗で、
名前も「豆腐」ではなく「豆富」など凝っていて(普通なのか知らないけど)
頂いた献立表を眺めながらゆっくり頂くのは至福のときだった。
♪ ♪ ♪
2日目は立山へ。 写真は 立山黒部アルペンルートのHPに見る冬の雪壁!
立山ケーブルカーで最初の「美女平駅」まで7分、
グーンと高傾斜を登って行って大人700円。
頂上に一番近い「室堂駅」までは大人1,660円もする!
ロープウェイやケーブルカーなど乗り継いで黒部ダムまで片道7000円程もかかるということ!
・・・そこで、私たちは「美女平駅」で降りて少しハイキングをすることにした。
写真は天然性のスギタテヤマスギを眺める静岡君。
でも! 偶然にも数週間後(もっと紅葉が進んだ頃)に私の両親が
「立山に行くから一緒に行く?」
と言い出し、すんなり室堂駅の更に先「大観峰駅」まで連れて行ってくれたのだった。
硫気孔がボコボコと音を立てて開く地獄谷の脇を歩く父親の姿。
登山家の両親とハイキングというと静岡君と歩くのとは訳が違う。
でもその代わりに、赤々と燃えるような紅葉
と常緑樹が切り立った岩壁を
交互に染める見事な高山地帯の秋景色が見られた。
あと、高山に住む雷鳥も。
両親とはこの他にも石川県の輪島の方までドライブして、塩田や輪島漆芸美術館などを見学した。
これは静岡君と立山駅に戻ってきてから近所のロッジで食べたカレー。
こういう高地でのカントリー調インテリアのカレー屋さんって、ホッとする。
冬のスキーシーズンも重宝がられるだろうなあ。
石川や富山はかなり遠いのだけど、
ぜひ魚津の旅館や立山、トロッコ、輪島など幾つか切り取ってまた旅行計画したいな。
そんな「いつか」が待ち遠しい!
おしまい
※トロッコや立山に気軽に行けるようになっているけど防寒具は必要!
静岡君はオープンエア―のトロッコで凍えそうな思いをしていた。
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