2005年秋のドライブ日帰り旅行でした。
その年の夏の初めに私が静岡県に越してきてから、
静岡君は
県内の様々な観光名所へ積極的に連れて行ってくれた。
「静岡県では有名なんだよ!!」という景勝地。
「21世紀に残したい日本の自然100選」と
「新日本観光地100選」に選ばれているけど知らなかった。
(こういう項目って沢山あるのね)
寸又峡(すまたきょう)は、静岡県中部を流れる大井川を街から上流に向かっていき、
深い山間部に入ったところの渓谷。
山道をどんどん進む車窓から、
温暖な静岡県のイメージにはない色鮮やかな紅葉が見え始めたし、
南アルプスまで臨めた。
一体どこまで山奥なの?と思っていると急に開けた駐車場があり、
そこから「寸又峡」に向かって徒歩で向かう案内と地図が分かり易く出ていた。
途中に温泉街もあり、木彫りのギャラリー、屋台のおでんや餅、食事処は鹿鍋、猪鍋・・・と様々な
誘惑があって、
随分と高度な山奥に突然出現した賑やかな田舎の観光地らしい風情。
おでんとお餅を食べてお腹を満たし、周辺の紅葉も美しいので散策して写真を撮ったり・・・
いったい何が「寸又峡」なのかサッパリ分からないまま楽しい気持ちで歩いていると、
急に谷間を見下ろせる遊歩道に差し掛かった!
澄んだ泉
は涼しげで幻想的な色彩のグラデーションを見せ、
地面の白砂や沈んだ木々も見透かせるほどの透明度!
紅葉シーズンなので人が多く、皆が進む方へ歩いていたら、
この橋の前には行列が出来ていた。
でも大自然の中でテクテク歩いていると、人混みだから嫌!とは全く思わず、
同じ空気を共有している親近感が沸くんだよね。
ハイライトの橋は「夢の吊り橋」というらしい。
一度に渡る人数を決めているようで、案内人が渡る前に誘導してくれた。
橋に渡る前と渡りきった後はかなり高低差のある階段を上り下りするけど抜群の爽快感だった。
断崖絶壁の遊歩道をぐるりと回って同じ道に戻ってくるそのときに、
天然記念物のニホンカモシカが
頭上の絶壁の上を歩いていて、
周りの人たちと一緒に興奮して写真を撮った!!
けど、ぶれて上手く映らなかった。 うふふ、それも秋の休日の良い思い出。
野鳥の鳴き声もたくさん聞こえていて、鹿を見た束の間の興奮もすぐ止んで平穏に戻る。
所要時間で分けられた幾つかのハイキングコースがあるらしく、
温泉・ハイキングを
目的で一泊しに来ても楽しそうだな・・と思った。
ドライブ(かバス)と散策だけでも、「日帰りなのに十分旅行した気分!!」というお得感が得られる非日常的な絶景スポットだった。
おしまい
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