日帰りバスツアーに2人で初参加!

2007年春。
夏に出産予定だったので、「この先旅行がしにくくなる!」という思いからか、
この年の春には花見をしたいという願望が急に強くなっていた。
妊娠6か月でお腹も大きくなってきたある日、
「悠々とした流れの大井川上を走るSLに乗って、満開の桜を鑑賞!」
を特集したバスツアーの新聞折り込み広告に目が止まり、
さっそく桜の満開予報を調べてバス会社に予約した。
その決断・実行の速さは正味10分くらいだったと思われる。
「安定期のうちに旅行したい!」という気持ちがやっぱり大きかったかな。
(一応、同室にいた静岡君に「いいよね!」と確認はした)

静岡君と私は
「旅先特有のソフトクリームがあったら食べる」
ということがいつの間にか旅行の一決まり事になっており、
駅構内(古ぼけている)
に
「うなぎソフトクリーム」(山椒の粉がトッピングされる)が売っていたのでおそるおそる食べた・・・
それは、それまでに食べた様々なソフトクリームの中で最も不味かった!!!

ちなみに静岡君
は子供が生まれるとなり、早速何をしたかというと一眼レフのデジカメを購入した。
そしてこの日が新品のカメラを試す格好の日となったため、
私を前景、桜を背景に角度やボカシの具合を変えた写真を精力的に撮っていた。
大井川鉄道のSLは旧型客車で映画ロケなどにもよく使われる…
ということで確かに趣があったけど
とにかくよく揺れて、内部の写真はとても撮れなかった。
それでも、若葉色の木々と桜吹雪、その背景に大井川…
という電車からしか見られない素晴らしい景色を眺めながら、
ツアーのサービスで頂いた花見弁当を美味しく食べた。

金谷駅から家山駅までのSL旅。
家山駅は桜並木が川沿いに続く小さな町にあった。
「天王山・野守の池ハイキング」地図が配られ、
既に
鯉のぼりがズラーッと掲げられている川沿いでのんびりする人々もいたけど
私たちは地図を見ながら町を一巡り。
天王山公園というところは町が一望出来るだけではなく、
縄文時代から弥生時代の古墳があり、
その説明がイラストと共にとても分かり易く提示されていた。
きっと町の人々にとっても誇りなんだろうな・・・。
とても整っていて休憩にも良い公園だった。
ところで大井川は広重の東海道五十三次にも登場している。
「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」
という歌もあり、東海道の最大の難所と見なされていたらしい。
川の水かさが増すと渡れないので、宿場に泊まり客が増え続けて出費も嵩む…ということだったらしい。
金谷駅に向かうまでのバス内で、(懐かしい存在の)バスガイドさんが教えてくれた。
今は水嵩が少なくて川面より白い砂利の面の方がずっと広い大井川。
そんな歴史や逸話を知ると、土地への親近感が沸いてくる。
帰り道のバス旅中は、二人ともグッスリ眠ってしまった。
近距離ならバスで長時間座る疲れも無いし、日帰りなのにいっぱい旅行した気分になれていいね・・・と話していた。
一風変わった花見が出来たことにもホクホク気分だった。
お腹の子にも良い影響だったはず!
おしまい
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