旧東ドイツの軍事基地であるブロッケン山は魔女伝説の山でもあります
@ ヴェルニゲローデ
A ヴェルニゲローデのホテル
B ブロッケン山へのSL旅
C ブロッケン山
@ ウェルニゲローデ
ヴェルニゲローデ
とはブロッケン山への入り口とも言えるドイツ中部の
旧東ドイツの街。
国境沿いの田舎だったために戦時中の破壊を免れ、
今でも
「可愛いドイツ」の
古い街並みが残っています。
ファウスト(ゲーテ作)の魔女伝説の舞台でもある
ブロッケン山の頂上には
戦時中は一般人が立ち入れなかった旧東の軍事基地があり
しかも山の麓からそこまでSLに乗って行ける!!
・・・という、我が家3人にとって魅力的な観光ポイント
歴史ある美しい街並み・戦史・SL
が奇跡的なほど揃った旅先が見つかったのでした。
ヴェルニゲローデの中心である広場、そして町のシンボルである庁舎。
よく見ると鍛冶屋さんとか左官屋らしき木彫り像が壁に並んでいます。
身を寄せ合いすぎて縮んで傾いたような古〜い建物。
一週間遅らせれたら
クリスマスマルクト(マルクト=市)が始まり
煌びやかな装飾に包まれた賑やかな観光地となるけど、
静かで落ち着いた雰囲気の中で歩きたかったのでオフシーズン中
(11月後半。秋の紅葉にも遅い)にしました。
ちなみに、建物(↑は入口や窓)の小ささを訴えたいのに
でかい静岡君を被写体に入れるとイイと思っています。
広がりや遠近感には小さい静太。
伝統的な木組みの家として町の統一感を守り、
配色や木枠内のフレスコ画で個性豊かな建物になっています。
ただの散歩が楽しいところでした。
地図を見ながら、旧市街の「1番小さな家」(間口わずか3m)や
「傾いている家」など家巡り(そういう案内がある)
をしていれば、
グルリとあっという間に回れてしまう小さな旧市街。
一見どれも小ぢんまり・小奇麗だけど一歩入口から中庭に入ると
奥行きがあって内部はやはりドイツサイズで大きな家々。
そしてやはり綺麗にペイントされていても中世以降に建てられた築200年以上の民家。
想像を絶するボロさ
を(表通り以外で)曝け出していました。(古いところで築600年以上)
オフシーズン中で雪の降る前だからか、
重機を入れてそこかしこを直している家が多く内部を覗き易かったのです。
歴史的建築だから、職人技を持った大工さんが貴重なんだろうな。
カフェで休憩。
このサイズ(ただただ、でかい)とデザインの大雑把さが
誠にドイツらしい!
翌日に本物のSLに乗る予定だったけど
静太にはこれも魅力的な乗り物です!
このSL型ミニバスに乗って、丘の上に佇むヴェルニゲローデ城へ出かけました。
他に巨大な馬(寒いので毛並み十分で迫力!)による馬車サービスもありました。
春や秋はとても綺麗な緑と花に囲まれるメルヘンチックな城だと思うけど、
なんでもない冬の日には
枯れ木の山の上でひっそりと寂しげに町を見下ろしているよう。
一応、城壁内にはショップも2軒あって、
中世の武具や魔女グッズ(全く可愛げの無い人形など)満載でした。
元々は一国の城、さすがに眺めが良い!
晩秋の寂しげな空気もよく似合う古都です。
届かなくて手前を引き下げるから、空しか見えない静太。
1ユーロコイン、入れてあげてるのに〜!
中心地マルクト広場の庁舎正面のホテルが取れました。
ファミリールームはベッドルームと別れたくつろぎスペース♪
田舎&オフシーズンのメリットです。
一足早い
クリスマスディナー!
クリスマスマルクトが始まる翌週からが本番なのか、
女性が男性に向きや切る部位などをレクチャーしながら鴨をさばいていました。
この辺の気にし無さも私は全然嫌いではありません。
「大きいトリさんだね!」
・・・と小声で静太。
一匹運ばれてきて、2種類の料理になって出てきます。
肉塊の大きいこと・・・。
宿泊先のホテルのレストランだと、くつろげてとても良い!
と、2泊目もメニューを変えてここ。 (料理内容がリピート理由ではない)
お客さんも少ないときだから?
静太連れの私たちもスタッフにも心の余裕があったような、
ゆったりした心地良い時間が流れていました。
豪華な朝食ビュフェは独占状態。
この切り方のグレープフルーツが静岡君には
「お金持ちの家で出てくるもの」
という子供の頃からの印象だったらしい。
私には、
「あぁ懐かしい。子供の頃はこうやって出てきた。」
だった。
このギャップ!
さらに私の家には「グレープフルーツ用スプーン」
というギザギザスプーンもあった。
実のところ、単に出す側が楽ちんな方法だと今は分かる。
スタッフの皆さんは私達を覚えてくれていたから
朝も夜も常に同じテーブル席に通してくれて、
家庭的な温かさを感じられるいいホテル滞在となりました。
市庁舎の目の前。 静かな朝の風景です。