9月半ばの、2歳の子連れ3人家族の3泊4日
ローマを拠点にした
ローマ・ヴァチカン・フィレンツェ旅行。
・・・静岡君が常々、
「フィレンツェは良かった。ドイツにいる間に一緒に行きたい」
と10年以上前の旅行で訪れたことを思い出しながら言っていた。
私には存在が遠い国だったけど、調べてみたら今住んでいるドイツからなら勿論近い!
そして飛行機は(使いたい航空会社だと)
フィレンツェよりローマ着の方が安く便数も多かったし
「せっかくならローマにも」ということで
旅の2か月前に思いつき計画開始。
・・・ローマのガイドブックには治安(特にスリ)の注意書きが多いこと!!
これまで訪れたどの国よりも多い。
ただでさえモタモタした小さい子連れなので、
心配のあまり、無駄な動きの無いように入念なスケジューリングをした。
事前予約は
○空港からホテルの送迎 ○ヴァチカン博物館
○ローマ⇔フィレンツェの電車 ○ウフィツィ美術館
を行った。 それぞれ詳細はその日のレポにて ↓↓ (以上、長い前置き終わり)
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1日目: ローマ市内観光
@飛行機 A空港からホテルへ Bホテル近くのナヴォーナ広場周辺を散策 Cパンテオンほか
2日目: ヴァチカン市国観光
3日目: フィレンツェ観光
4日目: 古代ローマ巡る旅
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@飛行機
飛行機の旅のときは家からタクシーで空港に向かう。
所要時間20分ほど。
タクシーのチャイルドシートは簡易式で見た目は少し窮屈そう。
(座イスを置き、その上に座らせて、コの字型のテーブルを置いてベルトをかける)
車は好きなので
「ブーブー♪」と嫌がらずに乗っている静太。↑
インターネットで飛行機のチケット予約をするので、チェックインはスムーズ。
ベビーカーも持参するけど、スーツケースとは別に飛行機入口まで使うので
その為のシールをベビーカーに貼ってもらう。
・・・ というのが毎回同じ。
でも空港でローマ行きらしいことがあった!!
それは何しろ治安が心配だったので、
財布をベビーバッグのファスナー付き
ポケット奥に入れていても安心できず、
肌の上に直接装着する超薄手のブラジャーのようなウェストポーチ
を購入!
早速、パスポートと現金の一部をこれに入れて、
ようやく心配事が軽減。
静岡君も私も、財布を持ち歩くことはなかった。
写真は、空港では自動の歩道に喜んで何度も往復している静太(と付添の静岡君)と、
機内でもらったパズルで遊ぶ静太。
いつも飛行機で何か特典を貰えるので、
「今回は何かな?」という感じ。
2歳になっている静太は、一人分の席が必要で大人の75%の料金がかかる。
ちょうど子供が2歳になったくらいの旅行だと悔しがる人もいるけど、
静太の場合はやんちゃで動き回るので、一人分は欲しいので仕方がない。
今回は自宅を出発したのも朝早かったし、空港でいっぱい遊んだので
静岡君と私の間で寝てくれてホッ。 自宅から計約4時間半の旅。
飛行機からの景色はいつも清々としていて好き。
イタリアへは、ドイツからスイスを超えて行く。
パイロットが
「今、アルプス山脈が見えています」
と機内アナウンス!! 嬉しい気遣い。(写真左)
夏にスイスに行ったので、張り切って
「あのとき間近に見ていた山はどれかな〜」
と探してみた。
静岡君は
「あれはマッターホルンだ」
と言っていたけど私にはどちらも分からず。
山のすがすがしさを思い出す爽快な眺めだった。
写真右は、ローマ空港へ近づいて旋回しているとき。
ローマは都会だけど、その周辺はのどかな丘陵地帯が広がっている様子。
海が見えて、深緑がぽつぽつとあって、
収穫は終わった畑なのか暑さで枯れている草原なのか、薄茶色の台地。
♪ ♪ ♪
ローマの空港(Fiumicino Airport)に到着! と同時に、
体の前でしっかりバッグを抑える手に力が入る。(もうスリを警戒)
ローマ市の郊外にある空港から市内中心(のホテル)まで直行してくれるサービスが数あるローマ。
私たちの状況
▼ ベビーカー持参の子連れなので安さより分かり易さ、移動の少なさ
▼ 初めての場所で、初日から観光したいのに空港から電車に乗るのに手こずりたくない、
市内の電車の駅からホテルまでも離れていてバスorタクシーが必要
▼ 電車の駅でのスリが心配・・・以上のことで電車はやめた。
▼ 空港からのタクシーでは実際には40ユーロ強らしいが、
(日本人はとくに)確実にぼってくるらしい
ということで、個別グループ対応の普通車で送ってくれるサービスに決めた。
料金もタクシーよりいいし、簡単で迅速な個別対応がgood!
到着ゲートで多数のお迎えが来ている中、
イタリアに到着して早速イタリアらしいプレイボーイ風美青年に会えて、
なかなか良い旅の始まりだった。
まあ何より、到着ゲート出たら即案内付き&滑るように出発だからね!
車内で簡単な案内をしてくれたついでに聞いたのは、
「ローマのタクシーは残念ながら悪名高い。
本当に観光客にはふっかけてくる。
正直、こういうサービスの方が僕もいいと思う」
ということだった。
予定より早くにホテルに到着!
ヴァチカン市国から徒歩圏内、ローマ中央から少し離れた場所。
車窓から既にキリスト教社会の建物、その他古く趣あるアパート群、
遺跡が混在する様子を眺められて楽しくなっていた。
ホテル内装もごてごてしたバロック調で雰囲気十分。
でも、落ち着けるのかしら? 3泊がちょっと心配になった。
♪ ♪ ♪
1日目後半は、頑張りすぎずにホテルから徒歩で行ける市内観光に留めていた。
まず、数あるローマの「広場」の中の代表的な一つナヴォーナ広場へと向かった。
広場まで徒歩10分もかからないけど、その途中の路地が良かった!
少し物憂げなヨーロッパの古い映画の雰囲気
(パリのような優美さはなくて、もっと退廃的な感じ)そのものだった。
なんでもない細い路地も、ペンキの剥げた壁と曲線を描く街灯と石畳が醸し出す叙情が
古い映画のイメージそのものなので、非現実的な感じ。
ここにガラスや家具、燭台などの小さな専門店が並んでいた。
職人のアトリエも点々とあって覗くことが出来た。
黙々と働くお爺さん(どこも「お爺さん」だった)はいつからの技術を受け継いでいるんだろう?
そしてナヴォーナ広場。
「広場」というと、歴史で習ったのは古代ギリシャの「アゴラ」(広場のこと)。
都市を作るのに、こういう民衆が集まる場所が設けられたのはローマでも同じ。
だからローマにも「広場」が幾つもあり、
今も市民憩いの場として親しまれているらしい。
ナヴォーナ広場は特に、
広々と整っていて噴水はあるし広場を取り囲むオープンカフェがあるから、
長い時間をくつろぐには良さそうだった。
いい天気!!
広場の中央い3つ噴水があり、
うち圧倒的に躍動感溢れている巨大彫刻の噴水が「四大河の噴水」↑写真。
当時の時の人ベルニーニの作品で、
大勢の人でガヤガヤ賑わっている真ん中で博物館級の大作がドーンと迫り、
その芸術作品が街に普通に根付いているところにカルチャーショックを受けた。
中央の塔はパリにもあったエジプトの花崗岩の一枚岩で作られたオベリスク。
これがエジプト遠征の戦利品と言われているけど、
ローマの至る所に聳えていたので、
紀元前のエジプト遠征(クレオパトラが登場する話)を思い出して
「ああまたあった。ローマだなあ!!現代人のこの記念碑を前にした気楽さもイタリアっぽい!」
と実感していた。
左)彫刻より、こういうのが楽しい静太。
右)イタリアに来たら、ジェラード食べなきゃ!と、
私たちもこの広場でのんびり休憩してた。
ジェラードは、安くてボリュームいっぱい!
紀元前から水道が建設されていたローマらしく、
こういう石造りの古い水の補給場所も点在していた。
こういうところでペットボトルに水を補給している人が多かった。
遺跡なのに、今でもちゃんと活用されているって凄い!
ところで教会も本当に数多く建っていて、この広場から入れる
「サンタニエーゼ・イン・アゴーネ教会」
という、
今ガイドブックを見返して初めて知った名前の教会も見学した。
…見学というか静太が入口の階段を何度も往復しつつ入って行ってしまったから。
豪華絢爛な金の彫刻と絵画でびっしり装飾された内部で、
そんなに有名処扱いされてないけど素晴らしかった。(教会は入場料無料が多い)
静太は周りで椅子に座って静かにしている人々に向かって
「シィ〜!! シィ〜!!」
と言いながら「静かに!」のポーズをして笑われていたけど、
皆、意味は分かってくれていた! 万国共通のジェスチャーだ!
♪ ♪ ♪
ナヴォーナ広場の後には、
そこから500mも離れていない「パンテオン」
(古代ローマの時代に建造された「神殿」)へ。
中世の人々も歩いていたのだろうつるつるぴかぴかになった石畳の細道を歩いて向かう。
(途中、鎖で遊ぶ静太 ↑写真)
細路地には幾つもピッツァリアがあり、イタリアらしさを見失うことはない。
スーパーもあったので、飲料水を補給。
街に点在するローマの水道に感心した私たちだけど、
そこからの水は一滴も飲まなかった。
細道が終わって広場に出ると、
右側の視界に急にヌ〜ッと出現する巨大なパンテオン!!
周りの建物も古いだろうに、まったく溶け込まずに異色を放っている古代建造物。
世界最大の石造り建築ということで、
確かに年々地面にめり込んでいそうな重量感と迫力があった。
ここの広場にも、噴水&オベリスクがある!
内部は、ラファエロの墓や祭壇の前に人だかりが出来ていた。
外観とは異なりマーブル模様の壁やピンクの花崗岩の柱、
多数の絵などで高貴な印象だったけど、
なにしろ静太が、声が響くこのドーム型の空間で奇声を上げ始めたので早々と退散!
さて初日の目的地は済んだけど、
ご飯には早かったので近くの
「サンゴスティーノ教会」
を覗いてみた。
ローマの教会には絵が多い。 しかも当時からの有名画家による名画。
美術館に行かなくても、教会でその雰囲気とともにじっくり絵を(無料で!)鑑賞出来る。
バロック時代の金が多用されていて豪華な内装でも、
数学的観念が芸術に含まれたルネサンスの影響か規則正しく整っていた。
内部には数人しかいなかったので、シーンと静まり返り、厳かな空気に満ちていた。
チェックしていたレストランが閉まっていたので、
ナヴォーナ広場に戻ってオープンカフェで食事。 高くて(場所代?)不味かった。
「ドイツからイタリアに来れば何でも美味しいと思っていたのに・・・。
やっぱりちゃんと好評レビューがある場所に行こう」
と反省しつつホテルへ戻り、早めに就寝。
明日は朝から、いよいよヴァチカン市国だ!!