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新宿南口ルミネ1番外編 html

〜この番外編を書くことは、懺悔を行う心境に似ている・・・〜
3/28 2003

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静炉巌さんは鎌倉市内に住んでいる。
最終的に会う場所は新宿、となったのだけど、そんなわけで
「じゃあ静炉巌さんと会う日の昼間は、鎌倉中心地に遊びに行こう」
と思っていた。
ちょうど、国宝館に行ってみたいと思っていたんだ。
(国宝館は鎌倉八幡宮の入り口左の牡丹庭園を通り抜けたとこにある)

そして鎌倉中心地から30分ほど歩いたところに、私の親戚が住んでいる。
「じゃあ、ついでに伯父さんと伯母さんにも会えたら会おう」
と思った。
旅行が好きで明るい彼等は、私の土産話をいつも喜んで聞いてくれる。

そして私は静炉巌さんの住所を持っているのを思い出した。
私が夏に旅先から葉書を出すために聞いたのだった。 
「じゃあ、ついでに静炉巌さん宅にも行ってみよう
と思った。
鎌倉なら、日本風情がある家かもしれないし、人の住処はいつだって興味深い。
私はメールでちゃんと、何度となく「静炉巌さんの家に遊びに行くからね!」と言っていたのに、彼はまるで本気にしなかったようだ。
私を「口先だけの女」だと思ったら大間違いなんだぜ!!


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夜の食事のため、昼ご飯はいらないや…と思って、悪いと思いつつ鎌倉に向かう途中で伯父ちゃんに電話をしておく。(伯母ちゃんは来られない)

「もしもし、伯父ちゃん。会うの1時半って、昼にしては遅めだから、 お昼ごはん先に済ませちゃってきてくれる?

なんでー!!? もう食べたの? まだ? じゃあ、いいじゃない。
ゆっくり話もしたいし、久し振りに会うんだから一緒に食べよう!!

「う、うん、そうだね!」>弱い。


そして北鎌倉駅で会うと、還暦を迎え新たな希望に満ちている伯父ちゃん(京都出身)は、事前にチェックしていたという本格派料亭: 峰本 (小町通り)に連れて行ってくれた。
彼はご機嫌だった・・・。

誰がこの優しいオッちゃんを前に
「夜は食事会があるからあまり食べたくありません」
などとつれないセリフを言えようか?

伯父ちゃん1日の摂取量に見合うほど立派な料理+冷酒を徳利1本分
を自分と私に注文した。
そして大いに話を楽しんでいる間に、二人とも料理を綺麗に平らげたのだった。
そして、彼が「これは京都を思い出させる!」と勧めるデザートのくず切りまで頂いた。


げー おなかいっぱい! もうなんにも入らないよー


これはやばい!!
私は小町通りと、それに並行する若宮大路を、できるだけうろうろしながら国宝館に向かった。
うわー! 少しでも早く胃の中身を燃焼させなければーー!!

いたってのんびりムードの伯父ちゃんは、
「普段は(小町通りとか)近すぎてわざわざ来ないし、
国宝館も誰かと一緒でなければ来ないような場所だから」

と新鮮だったらしく、楽しんでいた。 
伯父ちゃんはとても上機嫌だった。 私もだったけどね。
鎌倉ぶらり旅、なんてのがぴったりな晴れた日の昼下がり。
登山客や参拝客、観光客で賑わっていて、リラックスしてるのにワクワク楽しいのだ。

国宝館を出て、Uターン。それにしても、あの辺りは人力車が増えた!
浅草が不景気になって流れてきたんだなあ…。  

・・・再び小町通りを散策中・・・、
伯父ちゃんは、上機嫌だった上に既に疲れていた。

「ゆきちゃん、こんなの好きやない?」
伯父ちゃんあんみつ屋の前で子供のような笑顔を浮かべながら足を止めていた!!

「大好きー!」

と言って私は彼に続きのれんをくぐった・・・


静炉巌さん、なおたん、ごめんなしゃい。

私は、あなた方が会社で働いている間に、

本格御膳! くず切り! 白玉あんみつ!

で1度胃を充分に満たしてしまっていました。 ・・・はー、いい日やった。



・・・きっと、心優しい2人のことだから、2ヶ月も前のことなんて笑って流してくれるよね。



さて、伯父ちゃんと楽しいひとときを過ごした後は、静炉巌さんの家に向かおうー!

つづく





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