--WakiYuki--FilmList--DiaryStore--Gallery--Profile



hepo.jp/WakiYuki/html/DiaryStore/
横須賀市久里浜・三浦市三崎:#3 html

1/25 2003
〜みんなで充実の昼間〜

#1<< #2<<




横須賀市久里浜から、三浦市三崎にロケさんの運転で向かった。 
道に詳しいかやまミートさん、がちゃぽんさんの選択で、 わざわざ景色のいい田舎道を通ってくれたのだ。
  なぜ地元民の彼等ではなく、遠方から電車でやってきたロケさんが運転手だったのか…? 
それはロケさんが一番安全運転をするからだ。 彼のそのヒーリング効果のある語り口からなんとなくわかってしまう!
ちなみに、車は洗練されたおニューばりのゴルフで、かやまミートさんの。


   、にしてもなるほど、都会(方面)から来た佳子と私には、そのウルトラ田舎地帯はとても新鮮で、おなじ神奈川県内とはとても信じ(認め)難いという衝撃を与えてくれた!!


トンビが数多く舞う静かで白い空に、少年たちが上げる凧も負けじと舞っている。

畑の控えめな緑が雑木林を背景に瑞々しく映える。 

民家の潮風を浴びて変色した板塀は、この町の生活を物語る。

石垣には三浦大根がズラリと干してあったんだ。 ここも、あそこも…!

そんな、車内ラジオの植木ひとしが絶妙にマッチしていた風景!
きっとあれは地域限定放送で、あのときの三崎の住民は皆あれを聴いて和んでいたのだと思う。 
なんて平和なのだろう三崎!! ブラボー!!!



三崎に到着してから最初に佳子と私を満喫させてくれたのが、港横にある大きな市場。
私が現在活躍しているボストンでは絶対に見られない大衆向け市場である。
  (ボストン港ではウニもイクラも大量に捕れるけど、もともと市民の魚需要は低いので主に輸出用になってしまう) 

うっわー!感激!!! 採れたて新鮮魚がたくさんだよおーー! と思ったら


『インドとろ』


「なにこれ? おばちゃんおばちゃん、これインドのトロなの?」

「そうよーー!大きいでしょ! これで1500円なのよ!安いよ!」

「えー! めっちゃ輸入品じゃん!」


しかし市場内を見回せばホント数え切れないほど活き活きしてる魚たち(とその売り手と値切り客)が場を盛り上げていて、佳子と私はワクワクしっ放し!



----------------------------------

そういえば、三崎に着くまでの車内にて佳子と私の
「今、どこに向かってるの? 何しに行ってるの?」

という素朴な問いに
「海に潜りに行くんだよ!!あははー!!」
という答えしか返って来ていなかった。

これについて私は、スキューバダイバーである佳子への陰湿なイジメだと思っていたのだ。
(あえてそれを言葉にしてしまうと、せっかく潜りネタで元気になってきたウサギのような心の持ち主である佳子が傷ついてしまう!と思って適当に流していた)


しかし、市場を出て次に向ったのは水中観光船だった!
(写真ではこんな幼稚園生向きの色の船だけど、実物は確かこんなお婆さん向きの色だ。)

船内の窓から海中を眺められる船で、本当に海に潜りに行ったのだ!!

わー、これ私、静炉巌さんが心酔していた横浜ドリームランド
背中に苔が生えているイルカたち(動かない)が見える海中船
なら体験したけど、本物は初めてだったの!


ここで登場するのが、クジラ船の運転手と魚の餌付け役である
天野さんと柴田さんだ。

皆で「わー魚きれいだね!!」というのも大好きだけど、
(うひゃー、本当に海中は沢山の魚がいて別世界みたいに綺麗。
ダイバーの佳子「潜ったときの眺めにすごく近かった!」と興奮していた。>でも船酔いしていた。)


天野さんたちみたいな人
(客を満足させるために繰り返し同じサービスを行う手練のおっちゃん)
の話が、運営の裏話とか含めて一番内容があり面白い。

季節ごとに捕れる魚や海に来る鳥の話、テレビ取材に来たときの裏話、などなど聞けば聞いた以上に教えてくれた。 
でもがちゃぽんさんたちも、さすがに詳しかったなぁ。

---------

余談だけど、
例えばアメリカの美術館なんかでは警備員が実は話せる手練だ。
いつもムッツリして警戒心を忘れないと期待される彼らだが、彼らだって人間で、普通に明るく話したいときもある!
 特に無邪気な観光客私のこと。観光客のフリをすれば皆やさしい。わはは!)にはそうなのだ。

いつも同じ場所にいる彼らは、建物の裏話はもちろん、どの絵がどれだけ人気を有する、など熟知しているから話が面白い。
これが日本都内の美術館になると、警備員代わりに見習い学芸員みたいな人々が「作品に触っちゃ駄目よ!」と室内の角っこから目を光らせているが、彼らの得意技は
「何気なく客と目を反らし質問をさせない雰囲気を作ること」
である!ムムムー!

---------------


…ところで船に乗る前に、連日の夜勤労働で疲れているはずのMasamiくんがバイクで駆け付け、参加者に加わってくれた。

このときは佳子
「え…、この人、かっこいいかも…」
と思ったらしい!

彼女は以前から10も20も年上の男が好みなのだけど…、(そして面食い。最近それを改めようと努力中)…不覚!
  Masamiくんは、確かに長年に渡り世の辛酸を嘗め尽くしたような鋭い目をしてはいるが、まだ未成年なのだった!!
>でもフツーにおっさん連中に交じって酒飲んでる。


-------------------------------------

このとき、既に午後3時半
かやまミートさんとがちゃぽんさんは、この後に地元仲間との新年会が控えていたので、クジラ船で皆で記念撮影(もちろん、天野さんと柴田さんも入り!)から下りると、「とにかく一杯飲もう」と、すぐ市場近くの魚料理専門の飲み屋に皆で雪崩れ込んだ。(「一杯」とは言葉のあや、であーる。)

そしてーー、

遂にバブさんが登場だ!


最近になってやっと仕事が見つかった彼(妻子持ち)は、もう張り切って毎日が多忙らしいけど、その日はわざわざ午後を空けて来てくれたのだ。
本当にありがたい、どうもありがとうバブちゃん。 思ったとおり日本人離れしてたね。 うん。 Masamiくんなんて寝不足で目が充血してたよ、ちゃんと帰れたのかなあ、ありがとねー。


遅れて登場したバブさんが導かれた席は、佳子の隣だった。
再度みんなで乾杯するなり、年上を武器に佳子を口説き始める『バブル包茎番長』。


「この辺がセクシーだろ?」

と言いながら潮風にやられて覇気なく伸びたヒゲをいやらしい手つきで撫で回す。

…この時点で「渋い」年上好みの佳子にとってバブさん アウト・オブ・眼中 になったのが私にはわかっていた…。

でも、今でさえあの容姿なのに、彼は過去、髪を肩くらいまで伸ばしてパーマをかけていたらしい!!!
一体、何人になりたかったの? バブちゃん?


ところで、そこの店ではバラエティに富んだ新鮮な魚料理が出てきて感激だ!!
料理はどれもこれも美味しいし、皆とたくさんしゃべってたくさん飲んで、場は和気藹々とした雰囲気に包まれ、周りの客の会話を不能にしていた!!
  彼ら番長連中+@はこんな感じの集まりをかやまミート邸にて頻繁にしているのだ! 羨ま・・・近所迷惑だなあー!

正面にいたかやまミートさんは、ふと

「ほら、わきゆーこれ食ったか? うめぇから食っとけ!」

とハツラツと兄ちゃんぶるものの、ビールグラスを次々と割る度に表情は次第にとろとろととろけていき、

「お前えぇ、いいなあ明るくて… ずっとそうなんだなあぁ…」

と、陽炎を眺めているかのような目をして呟いていた。


時間が瞬く間に過ぎていき、かやまミートさん
「もう新年会どうでもいいよー!」
とダダをこね始め、新年会の責任者であるがちゃぽんさん
「そうだよねー、もう少しここでゆっくりしていこうぜ」
過去のスーパー悪ガキっぷりを垣間見せてくれていた。

既に家庭の長となり組合の責任者を引き受ける彼だって、そうだ。正体は「番長」なのだ。
そんな素直に社会に迎合して満足するような男ではなかった。


-----------------------------------------

仕方無しに、いい加減に冗談では済まされない時間になっちゃって、やっと店を出た。


帰りは、同じメンバーで車に乗り、
かやまミートさんとがちゃぽんさんは途中下車して新年会行き。
久里浜からは佳子の車に乗り換え、 ロケさん素晴らしく的確で頼れるナビで3人一緒に帰途に着く。
ロケさんは面白いけど、なぜか同時に人に安心感を与えてくれる。
彼は人に催眠をかけるのが得意そうだ。
ロケさーん本当に助かったよー!ロケさんがいて良かった!!

Masamiくんはバイクでまた夜勤労働に向けて去っていった。
すっかりライダーになった彼は、登場も颯爽としていたけど引き際も鮮やかだ。
Masamiくんー、
ティーネイジャーにして伯父さんになってしまった男…


一方、一番遅くに参加したバブちゃんはと言うと、
「えー、本当にもうサヨナラなのかよぉ…。」
とひどく寂しげに訴えて佳子と私の同情を買っていたけど、
最後、私たちの両肩を左右に抱いて写真を撮るときには
「すっげえ嬉しい!!」
と満面の笑みになり、エッヘン!と腹を突き出していた。
彼はちゃんとまっすぐ家に帰ったのだろうか・・・?



うーん! 文が長くなってしまったけど、それだけ充実の昼間でした!!
佳子と私は、夜にMちゃんを交えて飲みに行き、主にペットの死に際について切実と語り合っていたのだが、ときどき昼間のことを思い出してはMちゃんに自慢しまくっていた。


また会いたいよー、どうもありがとうー!!!
というわけで、今回はその性格のために私が故意に誘わなかったMちゃんが、次回は乗り込んできそうな勢いなんだよぉ。 誰かお相手よろしくねー。アロハー!!



おしまい!




---------------------------------

All Material (C) Copyright 2001-2003 わきゆき All Rights Reserved
Questions? Comments? E-mail: wakiyuki@hepo.jp