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Mちゃんのまんじゅう.html
11/12 2001
小学生だった親友のMちゃんと私は、
おやつのまんじゅうを手に入れるためのブリリアントな案を思いついたのだった。
みなさん、スリリングな体験していますか。 Mちゃんとは、小学校から高校まで一緒、家も近く、言うなれば
親友、 とにかく、私は小学校から帰ると、まずはMちゃん宅へ遊びに行きました。 いつもは外で *「本気ボール投げ」や *「スーパーボールバドミントン」等々、 その名称通りです。 最初は「いくよーっ」とか言いながら仲睦まじく投げっこをしているのだが、 そのうちライバルらしく敵対心がフツフツと芽生え、 次第に当てることを目的に、本気で黙々とボールを投げあうのです。 目は据わり、受けては構えが必要になります。 「もうやめよう」と言い出しにくいという欠点があります。
これも名称通り、羽の代わりにスーパーボールでバドミントンをするのです。 もともとMちゃんが羽を持っていなかったことを発端とします。 ちょっとハイになって打ってしまうと、ボールは簡単に付近の住宅地の中へと飛び消えていきます。 手加減が必要で割と高度な遊びです。 さて、Mちゃんの部屋で私たちは、Mちゃんが親に無断で勝手に開封したまんじゅうを食べていました。 「絶対同じ物をもう一箱欲しい!」 って思うくらいです。 けれど当時小学校4年生だった私たちにとって、 …そこで1枚の葉書がひらひらと。
それによると、 誠意を持って、新しい品と交換させて頂きます。」 とあります。
まあ、これはただでもう1箱くれると言っているのと同じです。 勿論、条件として「何らかの欠陥」が必要なことくらい私たちにも解かりました。 そこで私たちは以前*「おもしろ名前探し」で探し当てた「一色つね」という偽名を使い、年寄りを装った文面を作成しました。
どちらが見つけた名前がより面白いかを競う遊びです。 なんてくだらなーい!! 因みに「一色つね」にMちゃんは大ウケし、私が勝ちました。 文章はMちゃんが考え、私は書く役を引き受けました。
M「このまんじゅうは、ちとかたすぎで、年寄りの口にはあわん。 Mちゃん、一体お前は何様のつもり? って感じですが、これにはちゃんと考えがあったので―す! 考え――年寄り=頑固だから命令調。
なーるほど! そして私はペンを、筆を扱うかのごとく真っ直ぐに立て、 なぜなら年寄りは文を書く際、常に小刻みに震えていると決まっていたからです。
そして私たちは、なんとなくオフィシャルなその葉書には、印鑑が必要だと思いました。 しかし年寄りは頑固であり、古風であり、印鑑を閉まった場所など忘れてしまっているのです。 そこでMちゃんの親指の指紋で事を終えました。
ああ、全くなんて偏見に満ちた嫌なガキたち! 本当イヤ!
…Mちゃんは果たしてその葉書を投函したのでしょうか?
私の記憶はそこで途絶えているので知りません。 おわり |