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この話を書き始めたのは意識がどうかしている2日前の真夜中だった。 なぜ意識がどうかしていたかというと、右ふくらはぎをハチに刺されたからだ。 この話ははっきり言って面白くないので、我に返った今日の昼間, 私は一瞬悩んじゃった。 「途中で止める、って、ありかな?」 だって面白くないんだもの。 私が思い出すと気持ち悪くなるだけで… ------------------
・学部の違うイランの美女、
ジャナとは一般教養科目で一緒のクラスでした。
約束は日曜日の8時半。だったと思う。 うわっ きれえーー!! 改めて学校の外で見ても、怖いくらい綺麗なの。
絶対、日本だったら誰もが振り向く姿です! 「美人の横にいる日本人はマネージャーかしら?? 可哀想に…」
とか思われていたかもしれない。しかしそこは人気のないカナダの田舎町。誰も気にする者は無い。
「あのね、調べたら日曜日はレストラン閉まっているの!! えええーーー!!
有り得る!!良く考えたら有り得るー、田舎では日曜日は多くの店が休んでいるか、開けたとしても5時とかに閉めてしまうのだ!
「なら私、帰る。」
しかし
ジャナは直ちに泣き顔になって はあー。私ってひょっとして「優しい」のかしら? ここで折れてしまって第二の失敗である。 (第一は誘いに乗ったこと)
ここで私たちはしばらく辺りをうろつき、バーか酒屋を探したのだが、
開いている店がない!! 時間だけが過ぎていき、私は
とか言い出す始末。 「今日は」、って次回は無いのだけど。
「そうだ! 私の家の近くの酒屋なら絶対にまだ開いてる!! と言い出した。
そして共にバスに乗り込んだ。 第三の失敗である。 --------------------------- ワインを二本とつまみを買って、 ジャナの家まで2人で夜道を歩いていた。 静かだ… 街灯なんてほとんどない、静かな夜。
片方に黒々と光る湖が見えた。 ジャナは陽気に歌を歌っていた。彼女の国の歌で、意味は全く分からなかったけど、だから逆にうっとりしちゃうものだったの…。>やばい感覚 「歌、上手ね。」 とか言っちゃった気がする。 「ゆきも、何か日本の歌を歌って…。」 と ジャナが言った。
山々と湖に囲まれた暗い道端、車なんて一台も通らない。
この歌ー、それは 「思い出がいっぱい」 H2O 私の心は、辺りの空気のように透き通っていた。 辺りの空間のように、広く無限であった…。 誰に聞かれたって構うものかー。 立ち並ぶ家々の住人よ、霧に隠れた星達も 聞くがいい、
隠れて思い出がいっぱい 無邪気な笑顔の下の 日付は遥かなメモリー
うるさい、黙れ。 時は無限のつながりで 終わりを思いもしないね 手に届く宇宙は限りなく澄んで 君を包んでいた 大人の階段上る君はまだシンデレラさ 幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてるね 少女だったといつの日か 思うときが来るのさ … ーーーーーーえ? 最後の「愛している」:「I/love/you」の3単語に一瞬何かが脳に刺さった気がしたが、 私は深く考えず、すぐに忘れてしまって、また二人で歩き出していた。 そう、香水の香りが染み付いた毒蜘蛛の巣へー。 |