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〜まだ見ぬ子どもの名前を考える! 〜
3/3 2006



子どもの名前を静岡君と考えたのです。 (子どもいないけど。結婚もまだよ)
なぜか考えてしまうよね、子どもの名前って!!


「女の子だったら、アンナとかハンナとかはどう? 海外でも呼びやすい名前だよ」


「んー。なんだかア行ばっかりだと、意地悪な印象があるんだよね・・・。」


「ええー?そう!?」


という感じで、なかなか音に持つ印象が異なっていて難しかった。 
男の子について、「〜太」と付くのは静岡君は嫌だと言う。
他に「〜宏」とか、男の子の名前によくある字ってあるよね。


「『〜介』はどうかなあ?」

静岡君は、言いながら
「ダイスケ」「コウスケ」「リュウノスケ」

といった名前を思い浮かべていたらしいけど、私はとっさに


「『〜介』!? 『ヨネ介』とか『タラ介』とか??
なんだか 足軽っていうイメージがない!?」

※足軽=発生は平安時代とされ、検非違使の雑用役・戦闘予備員として従軍した「下部」が足軽の原型とされる。
足軽は忠誠心に乏しく無秩序でしばしば暴徒化し、商店が軒を連ねる京都に跋扈し暴行・略奪をほしいままにすることもあった。(Wikipediaより抜粋)


私はなんとなく、「静岡君」なので、
「静岡らしく、爽やかなイメージがいいなあー」
と思っていた。 漢字て言うと、そのまま「爽太」とか「風太」とか・・・ (← 想像する努力をしていない)
つまり!漢字も重要だよね。 漢字そのものの意味もあって、より深く名前を愛せるようになるのだろう。


◇ ◇ ◇

思い出せばバンクーバーに住んでた頃、欧米の人の名前に漢字を当てはめてあげると、結構喜ばれたものだ。

「モニカ」というコロンビアの美女のために、私は 「藻似香」という漢字を与えたもうた。
  バニラの香水をふりまく彼女が、「藻に似た香り」という意味に途端に変化するのだ!
何も知らない彼女は、「Cool!」と、とても喜んでいた。


ほかに、ドイツ人の「ニコ」という名前の美男子がいた。
異文化の理解に前向きな彼は、日本についても積極的に学んでいて、漢字にも勿論興味を示していた。

インテリな彼に対して「二個」にするわけにはいかないし・・・。

ちょっと困った私は

「『ニコ』は、スマイルの音を表すの。 ニコってね。(笑ってみせる)
日本だったら、とても素敵な名前だよ」

と取り繕った。


そしてその様子を眺めていた、台湾人のジョージが、後で私にこっそり指摘してきた。

「ジャパンでは『ニコ』って『二個』、Two のこと指すよね? 台湾で習ったよ。」

台湾人の彼は、日本のそれと少し違うけど漢字の意味を理解していたし、なにより日本語の習得に熱心だった。

「違うよジョージ、日本語では、本当はもっと色々な漢字を当てはめることができるの。
たとえば、煮子 = ボイルド・チャイルド(boiled child) とかね。」

漢字を書くと、ジョージはその意味を瞬時に理解してくれた。 ジョージ、どうしているかなあ。

毎日毎日、
「ラーメン食べたい」「字が汚い」「鼻毛出てるよ」

という私が教える一言ずつを確実に覚えて、彼のルームメイトである日本人相手にトライしては見事に成功してしまい喜んでいた。
私はなんとくだらないことを教えていたのだろう。 貴重な友達だなあ。

 (日本語の歌を教えてと言われて、「カエルの合唱」を教えた。
 なぜなら、近くにフランス系カナダ人がいたからである。
カエルの鳴き声「クヮ! クヮ! クヮ! クヮ!」は、フランス語の「何?=Que」を意味するので、 彼女には「何!? 何!? 何!? 何!?」とストレスフルに聞こえてしまう高度な嫌がらせとなり得たからだ!! あーホントにくだらない!!) 



◇ ◇ ◇

さて、こうして名前や語のルーツに関心のある私はとても悩んで悩んで、結局いい男の子の名前は見つかっていないのである。
(女の子の方は見つかった!でも内緒)

こんなにこだわる私自信の名前は? 
私が生まれたとき、現の「ユキ」(漢字有り)のもう一つの候補は、

アメリカで生まれたから、 「友米子(ゆめこ)」=アメリカ人と友達!!
だったらしい。 なんて安直な!!!!

この事実を知ったとき、
私には  米(こめ)と友達の子 みたいな、なんだか戦後の貧しい娘っこみたいな名前にしか 思えず、「ユキ」で良かった・・・と心から思ったのだった。



二転三転したけど、おしまい



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