2003/02/03(Mon)
番茶
一軒家の中で、2階の1部屋を借りています。
月初めには1階に住む大家に家賃を直接現金で渡します。
現金が入った封筒を隠して、何気なく1階に行くと、
食事をしている大家(夫)←50代後半がいます。
「ハイ! あなたが最も喜ぶプレゼントを運んできました!!
なんでしょ「マネー!!!」
「・・・」
>「最初の文字はM(MONEY)でーす!」と言おうとしていた。
呆然としている間に、大家(夫)は「チョーダイチョーダイ!!」と手をまっすぐ伸ばしています。
そして封筒を渡すと、持っていたスプーンを置いてその場で封を開け現金を眺めます。
そして胸がいっぱいになってるみたいな大きな目で私を見ます。
「僕が一番大好きなもの! それは金!!
金があれば仕事もしなくていいし!
ありがとう! 大事に使うよ!!」
そうして大家(夫)はスプーンを掴み直すと、勢いよく皿の中の野菜スープを食べ始めます。
現金を得て活力を得た猿(子供)のような猛烈な勢いです。
隣には、同じだけど既に空の皿があります。
彼は自分の分を食べ終わったあと、 大家(妻)の分のスープまで食べ始めていました。
それを見た大家(妻)(食事の前に犬に餌をやっていた)が怒り叫びます。
でも大家(夫)はまるで知らーんぷり!!
新聞を大人しく読み始めています。
金をあげたときのはしゃぎっぷりは嘘みたい。
大家(夫)は健在です。
(本当に彼が好きなのは人が道端に捨てる「がらくた」です。)
2003/02/07(Fri)
はー。 大根の味噌汁。
大根と油揚げとワカメたくさんの味噌汁が食べたい。
あと、炊き立てのご飯とキュウリの酢の物と、・・・
青ネギたくさんの納豆に焼いたシシャモが食べたい。
あー、カレイの煮付けでもいい。 本当はイワシの味噌煮でもいいけど、今はイワシは高値らしい。
ああ、魚を丸ごと食いたい。 わわわわーと大口開けたら、小魚がパパパパ〜とたくさん入ってきたらいいのに。
でも肉も食べたい。
ローストビーフとか食べたいけど、でも今はあったかいのがいいかな。 じゃあ、しゃぶしゃぶが食べたい。
すき焼よりしゃぶしゃぶの方がヘルシーでうまい。
でもうどんの方がいいなあー。 うどんを作るなら鶏肉だよなー。
でも肉は豚肉が好きなの! いつか「豚尽くし」という献立で、豚料理ばっかりテーブルに並べたい。
食前酒は豚の血なのね。 ワインだと騙して出すの。
そしたらビックリだよー、だってワインよりきっともっと元気がでるもの。
「あれ?、なんだよこれ!?」と聞かれたら「豚の血だよー!」と答える。 私は裏切らない。豚尽くしの日は飲み物だって豚なのだ。
テーブルの中央には豚の頭・・・と思ったけど、あれは実は食べにくそう。 食べないものなのかな? もったいないなー。
豚の目玉なんか、どうやって食べるんだろ? これは味噌汁の中にボッチャン!と入れておくのだ。
目玉入りの味噌汁を選んだ人は縁起がいいの。
「わー!良かったねー、縁起がいいんだよー」と言ってあげる。
そう言われたら、なんだか内容がわかんなくてもいい気分になれるだろう。その気持ちが縁起がいいってことなのだー。
んーでも私は目玉って食べないな。 私は大根と油揚げとワカメの味噌汁でいいな。
油揚げの代わりに絹豆腐でもいいけど。 絹豆腐。
湯豆腐でもいいなー、寒いから。 湯豆腐かー。 コンブでダシを取ろう。
さあ、シャワーを浴びたらぐっすりお休みなさい私、いい夢を見よう。
食べ物とは全然かんけいなく、あの川が凍ってるかどうか確かめに行く夢を見たいなあ。 凍ってるのかな? 現実に行くには寒すぎるから、夢で行けたらいいと思うよ。
2003/02/12(Wed)
アールグレイ
<芸術>
・一昨日の夕方に私の作品を含めるギャラリーがオープンした。
貸しギャラリーで一時的なものだけど。
成功確実なグループ展だし、緊張感溢れる批評会とは違って「オープンパーティー」なので特に乗り気しないまま準備だけ楽しんでいたんだ。
壁をペイントしたりライトの調節、招待状書き、ラベル作り・・・。 こういう準備は楽しい!
そして、いざドレスアップもせずに学校の教室から直接駆けつけたオープニング。
いきなり「作品を買いたい」と申し出てきた客がーーー!!
アンビリーバブル!!
売るための展示ではないのでビックリ!
しかも、二人のおばちゃんが一つの作品を取り合いだ。
一人はとりあえずデジカメに作品を収めて帰ったけど、もう一人はこっそりと
「私は本気よ。すぐでなくてもいいから、値段決めて頂戴ね!!」
と言ってきてくれたから、その場でポンと決めた。 魚は逃がさないんだぜ!!
でも、内心ものすごく驚いてたんだよー私は!!
彼女「 $%!” ドルは?」
私 「え! そ、そんなにいらないです! (>馬鹿!!!)
$%(&ドルにします!」
というわけで、後で友人らには散々馬鹿呼ばわりされたけど…、
私は予想外にこの神聖な収入を得て嬉しくて満足満足でした。
おばちゃんらの勢いに動揺して、後で陰に隠れて冷たい水をガブガブ飲んで頭を冷やして落ち着け!!と自分に言ってた。 でも代わりにお腹が冷えちゃった。
もう一人のおばちゃんに翌日に連絡すると、ものすごーく悔しがっていた。彼女とは関係を切るまい。
ガンバロー。
2003/02/15(Sat)
こんにちは!! 何かいいことありましたかー
こちらのバレンタインデーは日本のそれのように女の子にとってRISKYな日でなく、単純にチョコレートと赤バラが似合うロマンチックな恋人との1日、という感じ。
学校で妻のいる生徒(生徒の年齢はバラバラなのね。 大学入り直す人も多いから)は、
「済みません! 今日は妻のための時間にしたいから…」
なんて言って授業を早退していたりした。
私も、久々に買い物を楽しんだり花束をプレゼントしたりと、楽しい1日だったかな。
映画『ロード・オブ・ザ〜2』を見て、(そのうちレビューしよう)、巨大なレッドロブスターや高カロリーケーキを食らい、
夜の帰りに1人でいるときには1年間荻窪に住んでて高田馬場のジオスで先生していたというアメリカ人男性と突然出会っていい友達になれた!!
本当に日本のことをよく勉強しているしサバサバした性格で、好意を持って話せる人でした。
たまにいるねー、こう、ピン!この人とは気が合う!と来る人が。
そして家に帰ったら大家(夫)と前からどことなく仲悪かったルームメートが荷造りしていて
「もう僕はここを明日にでも出て行くから」
などと言っていて本当に出て行っちゃって、
家全体を温めるセントラルヒーターはぶっ壊れてて家の中は10℃くらいでチョー寒いしで、
もうバレンタインメールのファイル作ろうとしてたら夜中にヒーター修理する人がどやどやとやって来て、4時くらいまでかかったかな。
本当にてんやわんやで嘘みたいに長く充実しまくりのバレンタインデーでしたよーー。
学校に関係ないとこで(怒)こんなに疲れたのって、(怒)久し振りでした。(怒)
今日はゆっくりしよー・・・ウェルカム週末ー・・・
2003/02/17(Mon)
祝日の朝です
窓開けているから風がそよそよ入ってきて気持ちいい
日本の「春一番」みたいな風
実際はもっと冷たいけど気持ちがいい
今、誰にも触れて欲しくない
風が体に優しくまとわりつく感じだから
手を開いたら指の間にまで入ってきて快感
部屋の中にいるけど外にいるみたいな気分になる
1人で、見晴らしの良すぎる荒涼とした場所
でも足元をよく見てみれば白や青の小さい野花が咲いていたりして
風で短い草が靡いていて雲は空で走っていて
動いているものがたくさん
私は全然寂しくないの
ゆるゆるのシャツ一枚でも全然寒くなくて
風が袖から裾から入ってきて体に触れてきて
優しくまとわりつく感じ
いい気分
今はとりあえずこれだけ
休日の朝だから許して欲しい
2003/02/18(Tue)
野菜ジュース
昨日の朝には「春一番みたい」と書いていたが、実際は吹雪いていたのだ。
ああ…、冬だなあーと思いました。
粉雪が風に滅茶苦茶に掻き回されていると思っていたら、みるみる積もっていく。 除雪機だけが轟音を上げて外を走っていた。
わくわく
歩く速度は普段の倍かかるくらい辛かったけど、外はフカフカ・サラサラの雪に覆われていて、とにかくすごく綺麗。
カメラを持っていたことを思い出して、吹雪が治まった頃に撮ってみました。
ぶれている。
背後には見慣れたはずの教会が幻想的に浮かび上がっているのです。
白い粉雪のベールに包まれてもっと綺麗だったのだけど…
ところで、このアングルから私が車道のど真ん中を歩いていたことがバレバレだ。

やっぱりぶれている。 ぶれすぎ!
歩道の除雪がなっていないので、中心を歩く男性二人も車道を歩いています。
イメージとしては…、映画「ファーゴ」のワンシーンのように、
真白な世界に人物の色(と信号とか)がポツンと浮かんで強烈な印象を放っている…
という感じだったのに、こんな
「いったい、どこの世界に迷い込んでいくのだろう・・・?」
という全然違う雰囲気を持った写真になっちゃった。
カメラって面白いですねー
<芸術>
・MIwoman2_process
・CER1
「こんな日、しかも休日だから学校に人いないだろう」と思っていたのに、結構普通にいて笑えた。 そう! 時間は待ってくれないのだ!
2003/02/19(Wed)
アールグレイ、野菜ジュース
最近、気分的にはここの更新をかなりさぼっている。 申し訳ない感じ…
ルームメートが出て行ったりギャラリーがあったり大雪で学校のスケジュールが変わっていたりして、生活が落ち着いてないんだ。 でも、来てくれててどうもありがとう。 感謝!
昨晩、新しいルームメートになるかもしれない女性(ベトナム人)が来た。 大家たちにとっては、部屋を貸すのって何人目なのだろう?
彼女が去ったのはもう夜12時近く。 大家も私も疲れていたけど、大家(妻)にこの家の歴史を聞いてみた。
なんと、既に20年以上前から部屋を貸し出していたから、計100人とは出会っただろう、ということだ!!
今後もさらに100人くらいに会うのだろう・・・
過去100人の割には、私は10人の話も聞いたことない。
彼等にとって特別に面白かった人の話をよく聞かされるということだ。
思わず私は言い出した。
私「私のこと、忘れないでいて欲しいなあー」
大家(妻)「なに変なこと言ってるの? ・・・もう記憶力は良くないけど、ゆきのことはずっと忘れないと思う。」
私「好きな絵を描くから。 それをこの家に残していこう。 それから、手紙も書くから。」
大家(妻)「(笑・笑・笑)」
「お休み」と言って部屋に戻ってから、急に寂しくなって泣けてきた。 半年以内にここを去る予定だからさ。
小さい子と遊んでたけど、その子が大人になるにつれ私を忘れていく、というのとはわけが違う。 私が信頼して尊敬して好きになった人には、私のことを忘れて欲しくない。
忘れられるのって寂しいと思う。
2003/02/25(Tue)
アールグレイ
もう寝る準備万端。 帰ってきてベッドに倒れたけど、起き直してシャワー浴びて歯磨いて目覚まし時計セットして、もう寝る準備万端。
でもこれだけは日記に書いておきたかったの・・・。
本当は他にもあれとかこれとか更新したい話があるのに・・・!
今はとにかく慶志郎という男についてだけは書いておきたかったの・・・!!
(だって本人に催促されたから。)
慶志郎は、いつかの旅行中に2,3週間ぶりに目にした日本人。
「おお! あの人、絶対日本から来た孤独な探検家に違いない!!」
と思って話し掛けたら、三重県出身の大学生なんだもんー。 なんだー! もう、ヒゲ剃っといてよね、その巨体も手伝って20歳くらい老けて見えてたよ。
と、その1日しか会ったことないのだけど、以来ときどきポロッとメールをくれてる。
「わきゆき」hpを見てるから、日記の感想をくれたりと、外見とは違ってすごく純朴な文章を書いてくれてるのだ。
最近、突然きたメールはこう
「(略)でさーボスとんすっごく行きたいんだよね。 でさーひょっとしたらぶらっていくかもしれない。 念のためにボストンのゆきの電話番号教えといてくれないかな?行く前には絶対に連絡して合いたいけどさ。まだ行くこと迷ってるからさ。行くならもう、来週か再来週にはいくとは思うから。」
・・・はあぁ!? き、急すぎです!!!!
日本国内同士(三重県〜神奈川県)だったら充分可能なのかな・・・でもここ、全然日本じゃないし。
で、本気で来るのかな? と思ってたらまたメールがきた。
「(略)でさー、ゆきたずねたら、絶対にわきゆきのホームページにでられるじゃない。 実はけっこうなファンなんだよね。絶対ってことでもないけど、ゆきならおもっ しろおかしく、かいてくれそうだからさー。 でね、時期的にいまだけなんだよね。 まだまだきまってないけど、わきゆき出演のためならボストンくらいってかんじなんだよね。まああと、ニューオー リンズとワシントンにいきたいんだけどね。 」
・・・な、何かカン違いし過ぎです!!!!(?カバノノモンホ)
全く、何言ってんのよーー???
何の得にもならないでしょーが! でも可笑しい! なんだか感謝しちゃう、いろんな意味で。
というか、仲良くなったとはいえ、一度しか会ってない相手にこの漢字の使用すら怠っているリラックスメールはなんだ!? 私がいじらなくても、そのまま面白いよー!
三重県に遊びに行ったときは付き合ってよねー
さてさて……月曜日の夜ですー、眠いです。
慶四郎、手抜きっぽいと思った? そんなことないよーごめんね・・・。 無事に書き終えたから許しといて。
なんだか今日はすごく眠いし・・・。
そうそう、結局ボストンには来ないことになってるし・・・けいしろーの・・・ ば
・・・か・・・
♪♪ さわらび [よかった]