2002/03/03(Sun)
* あーるグレイ、ほうじ茶
今日は理由もなくいい気分でした。
外をただただ歩いているだけなのに妙にウキウキ。
例えば夜に1人で海辺に行って、水面は真っ暗で見えないけど、ザザーンと波音に耳を傾け、少しひんやりするくらいの潮風に全身を委ねる。
「あーーーーーーーー……」
と、、、そんな感じでした。
広い森林公園沿いにある駅で電車を待ちながら、
ごろりと古い木製ベンチに寝転んだらダビデ君を思い出したよ。
何気なく触れた印象が私の実生活の中で意識されるのね。
同じように誰か、「グリーングリーン」を聞いたり「あの素晴らしい愛をもう一度」を聞いたり「ぶんぶんぶん」を聞いたり(聞くか?)、
映画「アルマゲドン」のビデオを目にしたとき、
「ああ、なんか日記書いてる人いたなあ」と思い出したりするんだろうか。
春風が吹くように、ふっと、今日の私の気分のように。
地元の友人から数年ぶりに突然届いた手紙に、
「ポインセチアを見ると、いつも手帳ちゃんを思い出していました。 私が大学に合格したときにくれたよね」
と書いてあったけど、全く記憶にないの。 でも私も誰かの中で生きているんだなあー
と嬉しく思いました。
(本当は、私が以前に急に懐かしくなって手紙を送りつけたのでその返事が来ただけである)。
この前の日記で石の話に触れたけど、綺麗な色の石を見ると思い出す人がいます。
特に親しくなかったのだけど、1度だけ2人で話していたときに「自分が惹かれる石の魅力」について
不器用ながら真摯に語ってくれたのです。 (部活の1コ下の輩、O君だ!)
ときおり、「O君がここに来たら喜んでこの石を採集するんだろうなあ。 O君がこの石を見たら、色々説明してくれるのかなあー。」
なんて思います。
風に押されながらぼーーーんやり歩いていて、
私という人間は、普段意識する人々の意見だけでなく、そういう小さな思い出が無数に集まって成り立っているんだなあーと思いました。
ちょうど、粒子が集まって石ができるように。
でも石って磨くと見違えるほど変わるんです。 水晶も琥珀も他の色々な宝石も、人が磨かなければあんなに輝かないです。
「思い出とかが集まって、どんどん大きく固い石になるのかなー」は受身の考えですが、 誰が磨くの? と考えたとき、やっぱり能動的でいなきゃな、と自己確認。
今日は、押してくれる風があって良かったなー
ふわふわしていた。